水稲用 除草剤 ヨシキタフロアブル 500ml
1.使用前に容器を軽く振ってください。(フロアブル)
2.雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの1.5葉期までに、時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。
ホタルイ、ウリカワ、ヘラオモダカ、クログワイ、ミズガヤツリは発生始期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生前から再生始期まで、シズイは草丈3cmまで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生前が本剤の散布適期です。
3.オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
4.散布の際は、水の出入りを止めて湛水状態(水深3~5cm)で、まきむらが生じないように均一に散布してください。また、極端な浅水や深水での使用はさけてください。
5.散布後3~4日間はそのまま湛水を保ち、田面を露出させないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。また、入水は静かにおこなってください。
6.浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいにおこなってください。未熟有機物を使用した場合は、特にていねいにおこなってください。
7.以下のような条件下では薬害が発生する恐れがあるので使用をさけてください。 ◦砂質土壌の水田及び漏水の大きな水田(減水深が2cm/日以上)
◦軟弱な苗を移植した水田
◦極端な浅植えの水田
8.著しい多雨条件では除草効果が低下する場合があるので使用はさしひかえてください。
9.移植前に生育したミズガヤツリには効果が劣るので、物理的防除方法などを用いて移植前に防除してから使用してください。
10.散布田の田面水を他の作物に灌水しないでください。
11.その殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合には十分に使用してください。
12.いぐさ栽培予定水田では使用しないでください。
13.眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗いしてください。
14.かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
15.水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
16.散布後は水管理に注意してください。
17.散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。